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  生物部 「2005年度 春季調査」

    現在,部員は1名。活動は低調ですが,先輩からの調査を辛うじて続けています。

    一つはオオサンショウウオの胃内容物の調査です。強制的に水を飲ませ,それを
   一気に吐かすと,食べていたものが出てきます。過去3年間の調査では,魚類オイ
   カワ・カワムツ・ムギツク・アユ・ニゴイ・アカザ・スナヤツメ・カワヨシノボリ・ハス など,
   その付近に生息している魚類は選り好みなく捕食していることが解ってきました。特
   に,絶滅危惧T類であるアカザやスナヤツメなどを捕食していることには驚いていま
   す。この他には両生類のトノサマガエル・ツチガエル,爬虫類のクサガメ・スッポン・ア
   オダイショウ,鳥類の雛を捕食していました。また,季節によっては,ガの幼虫や植
   物・木片・自分の体の脱皮片や小石など,色々なものが観察されています。採捕され
   た個体にはマイクロチップ 個900円を背部に挿入しています。現在までに70〜80
   個体は挿入していますが,なかなか再捕率が100%にならないのが悩みの種です。
   現在調査地点としている可愛川水系の大かん堰付近にはいったい何個体が生息し
   ているのか,いろいろと入れ替わっているのではないかと想像されます。

    もう一つの調査は高地性小型サンショウウオの調査です。5月の連休に吉和冠山
   (1339m)に登り,ハコネサンショウウオの観察にでかけました。標高1150mブナ林
   の下部を流れる細流に幼生が多数見られ,繁殖期も近いためか,親も観察できまし
   た。周辺にはカタクリの群落もあり,春植物の観察も出来ました。

No1 調査風景 漁協の協力による No2 胃の内容物を吐かせているところ 

 



No3 マイクロチップを挿入しているところ
No4 ハコネサンショウウオ No5 カタクリ



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